★これは、「あみん」再探訪〜初々しさの中にも上手さとパワーを感じさせる女子大生デュオの歌声〜(続き) の最終章・終わりです。こちらが初めとなりますので、分かりにくい方は、どうぞ最初からお読み下さい!
上の14曲から、一つだけ「小さな」発見をしました。2番目の「朝」という曲ですが、この歌を聴いていて、「おやっ」と感じた箇所があります。最初のサビの部分に「あわてものの妖精が 消し忘れた星を一つ」というところです。お分かりいただけますか?最初に取り上げたメッセージ本「消し忘れたメッセージ」のタイトルになっているんです!偶然ではないと思われますが、如何でしょうか?
もう一つ、この「消し忘れた」という言葉が、「あみん」というデュオに何故か運命的に響くのは、大学での最初の講義かなんかで、岡村さんが、机が後ろ(名字の若い順の前からの着席?)の加藤さんに、「消しゴム」を借りたことが「きっかけ」となって、「あみん」が誕生したということです!つまり、「消し忘れた」と言うのは、「消しゴム」を使っていると絶対に発生する事柄なんですね!もっともっと分かり易く言えば、「あみん」というデュオは、未来永劫絶対に消えない!消させないぞ! という強い想いが込められている、ということなのでしょうか?
そして面白いのは、この歌「朝」の「あわてものの妖精が 消し忘れた星を一つ」の続きです、、、
「あなたへのおみやげに 胸のポケットに入れて」と続きます。つまり、「あなたへのお土産」と言うことは、あなたへのメッセージ(本)と言う意味にもとれるのですね!
最後に、「YouTube」からあみんの「待つわ」の映像を掲載します。最初のは(↓↓ 下の動画です!)、1982年当時の貴重な白黒映像でして、YouTubeのみでしか見られないため、リンク先をクリックしてお聴き下さいね!※その後、外部リンクでも見られるようになったようです!^^
★ [あみん●待つわ」
★★ 「待つわ/あみん」
最後に、再結成後のあみんお二人のデュオを、お聴き下さい。こちらは休眠後から約25年後の中年の域にさしかかったデュオではありますが、若いときには出来ない「落ち着き」と「貫禄」とその後の人生を歩んできたお二人にしかできない「人生の侘び・寂び」と言うのは大げさですが、つまり「奥ゆかしさ」と言うのでしょうか?深く、そして良い味を出していますね!コンサートで歌ったものの様です。
★★★ 19年ぶりの「待つわ」 あみん ※〜ハコさん登場シーン付き〜
加藤さんは、お若い時と違って、惚れ惚れする程素晴らしい「いい女」に変身しています。もちろん岡村さんもいい歳の取り方しておらるれようですが、、、。素晴らしい「熟年デュオ」としての期待の再結成でしょうかね?!
ちなみに、「あみん」が歌った岡村孝子作詞作曲以外の14曲(岡村さんは、CDでAided Version(支援版?)と名付けています)で当方が好きな曲は、 4番目の「白いページの中に」、6番目「来夢来人」(最後の岡村さんのソロの「ネェ、マスター、、、」は、雰囲気がすっごく良く、印象的ですね!)、7番目「ボヘミアン」(夢破れたサラリーマンの悲哀?)、8番目「リベルテ」(旅の最後は、とうとう銀河まで行ってしまいますが、。お二人とも共感して歌っていて、何か?(これはコンサートという設定かな)で緊張した後のゆったりまったりとした、しかしやり遂げて高揚した気分を魅力一杯に歌っています。こういうのは、たまらなく好きですね!)、12番目「想い」(最近分かったのですが、これは加藤さんのソロです!しかし感情の高ぶりを歌に乗せるのが実に上手い、本当にあったのかなぁと思われる程のリアル感?!)、13番目「サルビアの花」(男歌ですが、違和感なし。どうしようもなく切ない!)です。まぁ、若々しいデュオで聴きますと、全部好きになってしまう程良いですね!!
余談になりますが、「朝」というこの曲の作者(作詞・作曲)坂本忬誌子(サカモト ヨシコ ※「よ」は、りっしんべんに予です)さんは、この詩で非常にインスピレーション溢れる言葉を駆使してこの歌を作っています。ちょっとした出来映えの曲で、あみんが優勝した第23回ポプコンでのエントリー曲でして、見事入賞を果たしています。坂本さんは、現在は検索してもまったくネット上には出てこないですが、この一曲のみで知られているのでしょうか??
何れにしましても、「あみん」は、岡村さんのコンサートでの「ソロ」活動とは別に、「デュオ」でしか出来ない曲やパフォーマンス(ステージ、あるいは放送?など)など、色々と歌手活動を広く発展することが可能となる、最小単位の「グループ」としての存在価値があるのかもしれませんね?あとご本人にとっては、「ソロ」と違ってステージでは相棒がいますので「リラックス度」などがまったく違うのかも知れませんし、、、。末永く「ソロ」&「デュオ」として歌手活動を継続させていただけると、こちらも年をとることを忘れられそうですね!!
何かに情熱を「ずーっと」燃やすというのは、「思い入れ」や「こだわり」そして「愛情」がないと、なかなか出来ないものです。たとえば、岡村さんとあみんとに出会ったことをきっかけとして、「エール」を送り続けることも、こんな年になってからは既に「大切な年中行事」の一つとなってきたように思えます。長い人生、悲しいことも楽しいことも数え切れない程ありますが、今からでも「楽しいこと」&「元気になること」&「癒されること」等々「脳に良いこと」を、もっともっと増やしていきたいですね!!
今回は、まったくの個人の感想でして、「我田引水」の感はありますが、何かのご参考になったのなら、当方はとっても仕合わせに存じます!
それではご機嫌よう!
一目惚れでした!